こんにちは!名古屋・東山公園駅の美容院Micro(ミクロ)の江崎将大です。
先程なんかいいブログネタでも転がってないかなー、なんて思いながらカチャカチャとネットサーフィンをしておりましたところ…
こんな記事を発見。
日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に ~601種の職業ごとに、コンピューター技術による代替確率を試算~
ほう。
これは興味深いですぞ。
なんでも、20年後にはタイトルの通り日本の49%もの労働を人工知能やロボットが代替わりしてしまうそう!!
ひょぇ〜〜っ。
そう遠くはない未来にそんな時代がやって来てしまうんですね…。
しかし、人口減少という問題に対しては49%もの仕事をロボットがすることで助けられる部分はあるものの、仕事を奪われる人なんてのは出てこないもんなんでしょうかね?
僕としては気になるのが、やはりその49%に美容師は含まれているのか?というところ。
20年後美容師はロボット化!?…
そんな仕事を奪われる不安とロボットと共存する術を妄想しながら上の記事をスクロールしていると…
お、おお…
な、ないぞ…?
やはり共存を強いられるのか…?
『ワタシガキョウノタントウノC3POダ』
『キョウハ、ドウシマスカ?』
なんてロボットのしゃべり声がお店に響き渡る日への覚悟を決めかけた僕…。
が、その時!
僕の目に飛び込んできたのが!
!!!!!
!!!!!!!!!
BIYOUSHI!!!!!!!!!!
…
いやいやまあまあ、当然といえば当然だと思いますが。(一瞬焦ったわー。)
何故なら僕らのしている仕事って、そう簡単にプログラミングしてマニュアル化できるもんじゃあないんですよ。サイトにも
と書いてありますが、美容師は正に、カウンセリングによってお客様のなりたい イメージを理解 し、そのイメージという抽象的なものを 創出すること でお金を頂いています。
また、時にはお客様の髪を綺麗に導くための 説得やネゴシエーションの能力 も必要であり、 サービス志向性 なんて言われれば、これを欠いては美容師としてやっていけないのではないかというぐらいの必須要素。
まあなんと言いますか、そう簡単には出来ないんすよこの仕事。
僕らの持つ、繊細な指先の感覚やお客様の想いを汲み取る技って、日々の研鑽によってのみ培われるものであって、そこにはたくさんの成功と失敗を繰り返しながら積み上げていくことでしか得られない経験値というものがあります。
それは決してマニュアル化出来ない。
そう思うわけです。
また、サービス面においてもお客様の微妙な心の変化に気づく力(またはそうしようとする心遣い)って心ある“人”だからこそ出来る賜物なのではないでしょうか。
美容師ロボの現状
あくまでネット上にUPされていたものでの現状ですが、
こんな感じ…。
や、でも僕らが美容師という仕事に対して信念を持ってやっているように、ロボット開発という分野において人生を賭して研究している人もいるはず。バカにしているわけでも否定しているわけでもありませんが、こと美容師という職業において、ロボットが優位になるのは僕が死んだずっとあとの話になるかなーと思うわけです。
しかし、『美容師に話しかけられるのが苦手』『いつも同じ髪型でいい』なんて人はきっと美容師ロボットの完成を願ってやまないでしょうね。笑
いつかはそうなる時が来るとは思いますが、
はてさて、いつになることやら…。
ロボットに仕事取られたくない、美容師の独り言でした。
読んで頂き、ありがとうございます。