こんにちは!名古屋・東山公園駅の美容院Micro(ミクロ)の江崎将大です。
今回は、僕が最近しつこく記事に書いているハナヘナにご興味を持ってくださり、「やってみたい!」というお客様がいらっしゃいましたので、そのBefore→Afterの様子をご紹介していきます。
ハナヘナにチャレンジ!
まず、”ハナヘナ”ってなんぞや?と思っている方は、こちらの記事を先に読んでいただく事をオススメします。
・検証!ブリーチで傷んで広がる髪に“ハナヘナ”をした結果が…!!
・完・正直どうでも良い!でも知って損しない”髪の豆知識”〜ハナヘナ編〜
さあ、本日ご協力頂くお客様はこちらのお方。
ご来店してすぐの写真ですが、毛先の方のパサつきや、髪全体の表面のツヤのない感じが伺えると思います(;_;)
特に、ブリーチや強めのパーマ、縮毛矯正と言った髪に特別負担のかかるメニューを行った履歴はありませんが、明るめの髪色がお好きということでカラーだけ毎回繰り返していました。
それでも、もともと細くて傷みやすい髪質をされているので、ここまで傷んでしまったんですね…。
てことで2〜3回続けてやって頂いた方が効果は実感出来ることは伝えた上で…
いざ、施術!
ヘナはインドの雑草wを粉末にしてお湯で溶かして塗るだけ。それゆえ髪や頭皮に対する化学的刺激やダメージは一切ありません!ですが、黒い髪を茶色にする力もありません!
ですので、まずは根元のみのカラー(リタッチ)を行っていきます。
もし髪色を茶色でいたい人がハナヘナを続けていくなら、このように毎回伸びてきた部分のみをカラー剤で染めることになります。
それにより、カラー剤での髪へのダメージは1回のみになるので、生え変わった時の髪の綺麗さは全くの別物になるはずです。
意味が分からない人のために、いつもの汚い絵で説明しましょう!w
はい、まずは1回目のリタッチ。(下は元々カラーされているものとします。)
で、これが1ヶ月経つと…
こうなります!
また根元をリタッチ!
更にもう1ヶ月経つと…
こうなる!
これを続けていくと、カラー剤による髪への化学ダメージが毛先まで1回のみになる日が来るというわけですね!
そりゃ綺麗になりそう♪
で、
リタッチが完了したら、シャンプーしてからハナヘナを塗布!!
今回は明るさは残したいとのことですので、色があまり入らない配合にしています。
ヘナと言えば、
(画像は拝借m(__)m)
こーーんなオレンジ系になるイメージがあると思いますが、ブルーを混ぜて使えばほんのり色を入れるだけにすることも可能です。
(でも本当は、オレンジだけを入れてからシャンプーして、ブルーを入れるというら2段階に分けてやった方が効果は出るそうです。その場合、暗めの色にはなってしまいますが、ダメージを気にしているならそっちの方が…。)
では、仕上がりいきましょか!!!
※ヘアオイルやトリートメントクリームは一切使っていませんし、ブラシを使ったブローもしていません。
ボワっと広がっていた感じがなくなりました。
髪の強度が少し増したかな!?
特に表面をアップで見ると…
乾燥でジリジリっとしていた感じが落ち着きましたね。
毛先に関しては…
うん!ここはツヤが出ているのが分かりますね!
もう一度言います!
※ヘアオイルやトリートメントクリームは一切使っていませんし、ブラシを使ったブローもしていません。
まとめ
皆さんは、この結果を見てどう感じましたか?
今回は色を薄く入れていますし、一回目なので変化が分かりづらいかもしれませんね。
これなら、カラー剤でしっかりと色を入れた方が一時的にはキレイに見えるでしょう。
ですが!
だからと言って化学的ダメージを毎回与えてしまっては、結局それが抜けた時に前より傷んで見えてしまうものなんです!!
確かにヘナには一度じゃ劇的に変える力はありません。上にも書いたように2回3回とやっていかなくてはなりません。でも、そうする事で髪の内側が強化され、傷みのない素髪の様に感じるそうです!!
あなたは、
見せかけの綺麗がいいですか?
本質の綺麗がいいですか??
後者を選ぶ方が少しでもいる限り、僕は、より良い美容院での施術方法を探究していきます。
見せかけか、本質か。どちらを選ぶかは、あなた次第。
読んで頂き、ありがとうございます。