こんにちは!名古屋・東山公園駅の美容院Micro(ミクロ)の江崎将大です。
今日は、暗めのボブを地味に見せない方法を考えていきましょう。
暗めのボブと聞いてパッと思い浮かぶ芸能人はいますか?
多分大体の方がこの方を思い浮かべたのではないでしょうか?
そう、水原希子さん。
数年前にこの黒髪ボブが流行って、波に乗って同じ髪型にした人は多いのではないでしょうか?
可愛いですよね。お客様からオーダーされることも非常に多かったです。
でも…
失敗した方はいませんか?^^;
同じ髪型にしたはずなのに…なんだか重いし暗いし…地味だな自分…
なんて具合に。
原因の一つとして、水原希子さんは顔立ちが凄くハッキリされているということが挙げられますが、ここを掘り下げるのは割愛。
では、同じボブにするにしても、地味に見せないようにするにはどうしたらいいでしょう?
そんな時は、少しの足し算をしてみましょう。
僕はこの方法をご提案します。
|“インナーカラー”
聞いたことの無い人の為に説明します。
インナーカラーとは、髪の内側に別の色を潜ませ、その上からベースとなる色の髪が被さってくるようなカラー技法のことです。
この技法は、特にボブスタイルの時に相性良く効果を発揮するカラーなんです♪
その理由を絵で説明しちゃいましょう。
例えば、ボブスタイルとは真逆のレイヤースタイルの場合、
インナーカラーを入れても…
このように常に見えてしまいます。見せたい場合は、ダメと言うわけではないですが、僕はインナーカラーのメリットは、"潜ませる"ことにあると思っています。何故か?
…その前に、ボブスタイルの場合。
このように上の髪が重なってくるので、インナーカラーカラーを入れても…
内側に隠れますね。ボブスタイルだからこそ内側に潜ませられるのです!!では、何故潜むと良いのか!?
|インナーカラーは"奥ゆかしさ"
好みは人それぞれなので、髪型についても正解不正解は、その人それぞれにあるとは思います。派手に見せたい人もいるでしょう。否定はしません。
ですが、
ことインナーカラーにおいては、こっそり潜ませることで、
・耳にかけた時
・風に吹かれた時
・巻いて動きを出し時
・髪を結んだ時
こんな時にチラッと見えます。このチラッと見えることで生まれる"奥ゆかしさ"を楽しんでもらいたいと僕は思っています。
地味になるからと言って、全体を明るくするのではなく、暗めの髪の上品さを残しながらもインナーカラーを奥に潜ませ、
「えっ、よく見るとそれ、内側明るくしてるの!?かわい〜♪」
と、つい人の心をひくような、そんなふとしたオシャレもあっていいのではないでしょうか?
|実際に見てみよう
さて、ここまでつらつらとインナーカラーについて語らせて頂きましたが、実際のお客様にご協力頂きましたので、そちらを見て頂きましょう!(Hさん、いつもありがとうございます♪)
まずは普通に下ろしている状態。
これを上の方だけちょこんっと耳にかけると、
違った色味がチラッ!!!!!!!!
また、コテで巻くと、
こんな感じに!!!!!!!!!!
明るい色がほんのり混ざっているのが分かりますか?
アップでどうぞ
いと、奥ゆかしいですねー。
これはベースと差をつけ過ぎないようにした、ナチュラルで大人っぽい一例です。働く大人女性にはこれぐらいがちょうどいいかもしれません^ ^
もう少し個性を出すなら…
こんなのもあり♪
明るめのベースにパープルのインナーカラーが!
風がふくと…
ぐあっ!!!!!!!!!!
っと見えます^ ^
色の組み合わせや、見え具合はいくらでもバリエーションがありますので、カウンセリング時に一緒に決めさせて頂きます!
|まとめ
暗めのボブを地味に見せない少しの足し算、インナーカラー。いかがでしたか??
一度やると気に入って頂いて暫く続ける方が殆どです!チャレンジもしやすいですし、少しの違いなのに人と差をつけられるのも嬉しいですよね!
本当に素敵な髪型と言うのは、流行りに乗った髪型をそのままするよりも、ある程度のオーダーはあった中で、コンプレックスがカバーされて、似合うようにアレンジされた髪型のことを言うのだと僕は思います。