3Dハイライトカラーとは?そのメリットとデメリットと僕の見解。

 

こんにちは!名古屋・東山公園駅の美容院Micro(ミクロ)の江崎将大です。

今日は、3Dハイライトカラーについてまとめてみました。

 

 3Dハイライトとは?

基本的には、ご来店頂いた時の髪色よりも明るい色のカラー剤を使い、筋状に分け取った髪だけを明るく染めることで、その部分を立体的に見せるカラー技法のことです。

 

この様に細いスティックを使って染めるところだけ分け取って、

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アルミホイルに包んでいきます。

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全体に入れ終わったらこんな感じになり、アルミホイルの中の髪だけを明るくしていきます。

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もっと詳しく見たい方は、こちらの動画を再生してみてください♪

 

 

で、流して乾かした時の一例がこちらです。(黒髪ベースにブリーチで金の筋を入れた場合)

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分かりやすいように太めで入れていますが、それはやりたいイメージや雰囲気に合わせて変えていきます!

例えば…

・茶色ベース+ブリーチで細めの筋

・暗めの茶色ベース+明るめの茶色で太めの筋

などのように。

ちなみに僕のオススメは、茶色〜やや明るめの茶色ベースにブリーチで細めのハイライトです♪(何故かは後述します。)

 

 

 

 何故立体的に見えるのか?

ここは、理論的な話が嫌いな人は飛ばしてくださいw  でも豆知識を知っておくと、より髪型も楽しめると思うので一応書いておきますね!

 

色には、明度彩度と言った要素があります。例えば、よりもピンクの方が明度と彩度が高い色です。

先程のようにアルミホイルで包んで明るくした部分の髪は、この明度と彩度が高くなります。

高くなると何が起こるかと言うと、視覚効果が働き、膨張進出をして見えます。「オールホワイトの洋服コーデは視覚的に膨張して太って見える…」なんて聞いたことありますよね!これもその効果です。てことは…

もうお分かりですよね?そう、この視覚効果によってベースの色よりも明るく染めた筋状の髪は、立体的に見えるんです!

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ね?見えますよね?

 

ちなみに余談ですが、日本人の髪は<黒→茶色→オレンジ→黄色→クリーム色→白>のように明るくなっていきます。髪質によっては、白まで行く前に溶けちゃったりしますけどね!(こわっ…)

 

 

 

 3Dハイライトのメリットデメリット

さて、ではこの3Dハイライトを入れることによるメリットデメリットとは?

デメリット

・パーマのかかりがムラになるかも
・時間がかかる
・薬によっては結構傷む

 

メリット

・ツヤが出て見える
・立体効果で動きが強調されて見える
・普通のカラーでは出せない色味が出せる

 

まず、デメリットに関して言うと、ハイライトで染めた部分だけはどうしても余分に傷みます

と言うことは、髪全体で見た時に傷みにムラが出ます。するとパーマのかかりにもムラが出てしまう、もしくはブリーチでしっかり抜いている場合には、パーマ自体かけられないと言うことにもなります。

なのでパーマを後々お考えの場合は、事前に美容師さんに伝えてプランを立てましょう!

また、基本的には3Dハイライトを入れたあとは、一度シャンプーしてからもう一度カラーをしていきます。(その方がキレイな仕上がりになるので)と言うことは、ほぼ倍の時間がかかります。

ですので、時間にはゆとりを持って予約しましょう!(必死こいてフルスピードで塗りますが、こればっかりはしょうがない♪)

でもそんなデメリットを乗り越えられれば、本当にキレイな仕上がりが待っています。

それに関しては、僕のお客様の仕上がりを見て頂きましょう!

 

どうぞ!!

→

<自然な茶色ベースに金の細め>→<オリーブ系アッシュ>

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<明るめの茶色ベースに金の細め>→<グレー系アッシュ>

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<元々ハイライトをしていた髪に更に金の細め>→<グレー系アッシュ>

 

キレイすぎる!!!!!!やっべっぞ!!!!!!

立体感があり、コテで巻いているウェーブが強調されていますよね!もっとアップで見てみましょう。

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分かりますか?無数に散りばめられたハイライト達が!

なんだか輝いてツヤ感があるようにも見えませんか?

ブリーチ単色で全体を染めるとパサついて見えたりするのに、ハイライトとして入れるとこんなにツヤ感がアップして見えるんですね♪

そして色味!色味に関しても、ハイライトを入れて日本人の髪特有の『赤み』が少なくなったからこそ叶う色なんです!

ちなみに、これらのお客様の仕上がりには僕ならではのこだわりがあります。それは、上で書いたように…ブリーチで細めに入れること!!

 

 3Dハイライトは“気配”

入れ方はお客様や美容師の好みもあったりするとは思いますが、僕はハイライトは細ーくブリーチで入れるぐらいがベストだと思っています。太いとケバケバしくなるので…。

しかし細ーくすると折角入れたのに逆に分からなくなってしまう可能性もあります。
ですからブリーチによってしっかりと明るくすることでそれをカバーしています。そうして入れたハイライトは、コテで巻いたウェーブの隙間からチラッと見えたり、振り向いた時にチラッと見えたり、風に吹かれてチラッと見えたりするんです。

…そう、それはまさに 気配 !!!

 

ハイライトは気配。これ鉄則。

 

どうですか?やってみたくなってきましたか?w

モデルさんのようなキレイなカラー、Instagramに載っているようなキレイなカラーは、実は今回ご紹介した3Dハイライトが入っていることが多いです。

なかなか思ったようにキレイな髪色にならない方は、是非一度お考えを☆

 

 2017.4.11【Micro】をNEW OPENします

名古屋市東山公園駅徒歩1分に美容室をオープンしますので、上のリンクから是非ご覧ください。

 

 

 

 

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