【髪を伸ばし中】傷ませたくないけどパーマしたい時は”こんな手”もありますよ。

 

こんにちは!名古屋・東山公園駅の美容院Micro(ミクロ)の江崎将大です。

 

今回は【髪を伸ばし中だけどパーマをしたい方】への記事です。

 Before

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こちらのお客様は、ボブに切ってワンカールパーマというスタイルを約1年ぐらい続けていました。(スタイリングが楽ですからねー!ワンカールパーマは。リピートされる人が多くいます。)

今までは、伸びた分だけ切ってからパーマをかけていたこともあり、特に感じない程度の傷み具合でやってこれていました。

が、

これから『伸ばしたい』とのこと。そして今回も『ワンカールパーマをかけたい』と。ここで、

じゃかけましょかー

て言われた事だけやるのは、どこの美容師でも出来ます。

どういう事かと言うと今は“特に感じない程度の傷み”ではあるのですが、それでも前回までパーマを繰り返したことで潜在的に髪が傷んでいるのは確かです。

そこに安易にパーマをかけてしまうと傷みの積み重ねにより、特に感じなかった傷みが明らかに傷んでいる状態になりかねません!

そこで、綺麗に伸ばしていけるように傷みを最小限に抑える施術をしていくことが鍵になってくるんです^^

  今回のご提案

こちらのお客様の髪をよく見ると、

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前側はまだ前回のワンカールパーマが残っています。

(施術後みたいにいい感じ♪)

ですが、後ろ側をよく見ると…

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特に内側のこの部分のカールが落ちてしまっているのが分かりますよね!

それもそのはず。

ここの襟足の髪は、最も硬くて太い部分だからです!硬くて太いと真っ直ぐに戻る力も強いので、同じようにパーマをかけてもここだけ先に落ちてしまうと言うことが起きるのです。

てことで…

 そこだけパーマを!!!!

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そう。前側も上もかけません。ここだけ。(前髪は切ったのでかけてます)

かける必要の無いところにまでかけて、余計に傷める必要なんて無いんです!!!!

しかもこの方がポイントワンカールパーマになり、値段も下がってコスパも良いと言う、なんてお財布に優しいことか。

かけてないとことバラバラにならないの!?

なんて不安もあると思いますが、

とにかく明るい江崎
安心してください。クソまとまりますよ。

てことで、

 仕上がり!!!!

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濡れているので、やや強めに出ています。この時にワンカールだと乾かした時に伸びてしまってくるっ♪とならないですからね。

ここから…

お客様に乾かして頂きます!!!!!!!

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仕事しろよー

なんてディスらないでください。

僕はお客様に、来店された次の日からこそ綺麗にいて欲しいと思っています。それを叶えるには、『美容室で美容師がセットしたから良い感じ』じゃダメなんです。

そういう訳でセットの仕方をお伝えするのですが、口頭で説明しただけじゃ分かりませんよね!?メモも取ってないのに覚えられないですよね!?

だからこそ身体で覚えてもらうのです!!!!!!!!

聞くのとやるのとでは、雲泥の差があると思うので。

 

そして乾かした状態がこちら。

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綺麗に内側にワンカールしているのが分かりますよね!

本当にお客様本人に乾かして頂いた仕上がりです。

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前側も今回はパーマをかけていませんが乾かし方を覚えれば、より綺麗にパーマを出すことが出来ます!

こちらお客様、ご自分でもあまりに綺麗に乾かせたのでとても驚かれてました♪笑

 

 まとめ

今回のケースのように、必要の無いところに無理に施術をする必要はありません。(特に伸ばしているなら。)

それはカラーにも言えることです。根元の伸びてきた所が気になるのは当然ですが、毛先の退色がそれ程していないのであれば、無理に染める必要は無いということです。髪は、薬が塗られれば傷むものですからね。

『最小限の施術で最大限の効果を』

これ鉄則。

 あなたのなりたいイメージに合わせて最善の方法で道筋を創れる美容師でありたいと思います。 

 

読んで頂き、ありがとうございます。

 

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