こんにちは!名古屋・東山公園駅の美容院Micro(ミクロ)の江崎将大です。
今回はショートカットについての話。
こちらのご新規のお客様に許可を頂きご紹介していきます!
最後にカットした日は…
なんと昨日だそう。
ふむふむ…ボブにしたかったのかな?と思いながらどんな感じにしたかったのか聞くと…
こちらの画像を見せてくださいました。
お…
これは…
我らが副店長”塩見”の作ったスタイルではありませんか…このスタイルとても人気なんですよね…
お客様にこのスタイルのどこが好きなのか聞いてみる。
すると、後ろの丸みと下の軽い感じがいいんだそうな。
ほう…。
では、現状と見比べてみましょう。
んーーーーー…
次の日に切りに来る気持ちも分かりますね。汗
では何が違うのか?
お客様が後ろに欲しいと言っていた丸みがこのように下に来てしまっているのが原因です。それによって下に重さが溜まってしまい、軽い感じも出ていませんよね!
ショートヘアを切る時は、この丸みをどこに持ってくるかをよく考えながら切っていますが、これを美容師用語で“フォルムコントロール”と言います。
このフォルムコントロールがうまく出来ていないと今回のように全く違う髪型になってしまいます!
ってことで…
ショートカットはフォルム命!!
であります。僕的に。
前から見た時の前髪と横の長さとのバランスとかももちろん大事ですけど、ショートって横からのフォルムもとっても大切!それによって頭の形が綺麗に見えたり、小さく見えたりしますから。
それに僕がお客様をショートカットしていて感じるのが、仕上がった時に顔を
こうやって鏡を見る方がとても多いように思います。
これって横からのフォルムをご自身も気にされている証拠ですよね!
(目鋭くてすみません。)
長さを見ている場合もあるかもしれませんが。でもこうして見た時に形がいかに綺麗に見えるかはフォルムコントロールがとても大切になってくるのです!
で、今回は重みの下に来ているフォルムが上に持ち上がるように切りました。
仕上がり!
切り終わったら、乾かし方からスタイリングの説明をさせて頂いていますが、美容師さんに乾かしてもらいながら口で説明されたことを家で実際にやってみようと思っても、次の日に「あれ?どうだっけ?忘れちゃったよ…まいっか…。」なんて経験ありませんか!?
僕はそれを出来るだけ無くしたい!
ですので、レクチャーしたらそれを自宅でも再現出来るように…
自分でも乾かしてもらいます。笑
これでドライヤーの向きや手の動かし方を修正した方がより美容室での仕上がりに近づくのではないでしょうか!?
では、仕上がりどうぞ♪
うんうん。素敵です。
後ろの丸みもつき、下も軽くなりましたね。
全然違います。
ショートヘアのこの辺の感じが個人的に好きです。
まとめ
ショートカットのフォルムによる違いは感じて頂けたでしょうか?
形が違うと印象は全然違ったものになります。
カウンセリングによりイメージの共有は出来ていても、人間の手作業によってしか成り立たない“カット”と言う技術において、美容師による表現の違いはあって然りなのかもしれません。
でも唯一確かなことは、正解はお客様の喜ぶ顔にあるということ。
明日も“素敵なフォルム”が提供できるよう努めていきたいと思います。
読んで頂き、ありがとうございます。
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