こんにちは!名古屋・東山公園駅の美容院Micro(ミクロ)の江崎将大です。
今回は、ショートヘアの5つのポイントをバッサリカットをされたお客様をご紹介しながら説明していきます。
Beforeの状態
ちなみに前回ご来店された1月はこの長さから…
カットとカラーとパーマをして…
このように仕上げさせて頂きました!
鎖骨の長さのゆるふわミディアムヘアがお似合いです♪
そして今回ご来店時の状態がこちら。
うん。だいぶ色も抜け落ちていますね…。毛先の方のパサつきも気になるところです…。
もう一度暗めのカラーをすれば誤魔化せはしますが、色が抜ければまたこのような状態になってしまいます…。
と、言うことで更にバッサリカットをしてショートカットにすることにしました!!
この長さから一気にショートカットなんて…ワクワクしますねー!果たしてどんな仕上がりになるのでしょうか!?
ショートヘアの5ポイント
今回は切るに当たってお客様からテーマを頂きました。『大人っぽいショートに』と。
皆さんは大人っぽいショートと言うとどんな髪型を想像しますか?
そもそもショート自体が“キュートになる”とか“ボーイッシュになる”または“カジュアルになる”と言ったイメージをお持ちの方も少なくないと思います。
例えばこの写真を見てみてください。
どんなイメージに見えますか?
どちらかというと“キュート”、“カジュアル”、“ボーイッシュ”といったイメージに見えるんじゃないかと思います。(違った意見もあるかもですね。)
ではなぜそう見えるのでしょう?少しだけ理論的に考えてみましょう。
まず、この写真の髪型をザックリとポイントごとに分けるとこのようになります。
・前髪 ・サイド ・トップ ・バック ・襟足
以上の5つのポイントに分けて僕ら美容師は考えています。(厳密に言うともっと細かく分けます。)
で、この写真の髪型でいうとサイドと襟足が比較的短めに切られていて、前髪は目の上で厚めに切られています。これらの要素が組み合わさることで先ほど挙げたようなイメージに見えてくるわけです!
このショートはあくまで一例で、一口にショートと言ってもこの5つのポイントごとの長さのバランスを多様に変えることで印象は大きく変わってくるということになります!
では、それを踏まえて僕が思う大人っぽいショートは
前髪・サイド・襟足 ➡︎ やや長めに残す
トップ・バック ➡︎ やや短めに切る
と言う要素を組み合わせることが秘訣だと思っています!
何に対して“やや”かと言われますと説明し出すとキリがなくなりそうなので今回は割愛。笑
でも似合う髪型のバランスと言うのはこういった“やや”の感覚がとっても大切で、そんな微妙な違いに拘りながら髪型は出来上がっていくんですよ♪
では…
仕上がり!
いかがでしょうか?
大人っぽいと思います。
注目して頂きたいポイントは3つ。
前髪は厚く作らずゆったり流す! サイドはやや長く残し縦に引っ張る! 襟足も同様に縦に引っ張る!
理由としては、人は丸い物はキュートに、縦長の物やシャープな物にはクールな印象を覚えます。ですので上の3つを意識して切りました。”大人っぽい”ってキュートではないですよね!
すごくお似合いだなー♪
次はもう少しサイドを短く切るデザインも素敵かなと思っているので、また切らせて頂いたらご紹介しますね^^
読んで頂き、ありがとうございます。
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